MX Linuxで高音質化に取り組む
MX Linuxで高音質化に取り組む
Kona Linuxを入れていたThinkPadに、MX Linuxをインストールして、いくつか手を入れたところ、好感触だった。
KLUE3.0と比べて、パソコン直挿しヘッドホンではかなわないものの、外付け機器を通すと、MX Linux改の方が好ましかった。
というか、KLUE3.0の音は、今でも手が届かないくらい精妙に作り込まれたサウンドだけど、音楽の生気とか余韻みたいなものは、ある程度削ぎ落とされている印象。
それに対して、MX Linux改の音は荒削りだけど、外付けの機器につないだときに、スピーカーから音が伸びやかに広がる。
わたしが聴くジャンルは、9割以上クラシック。独奏だろうと歌劇であろうと、演奏空間の気配を聴き取りたい。
小音量でも、この気配があれば、それらしく聴こえる。いかに細部がクリアに響いても、この気配がなければ、作り物っぽく映ってしまう。
屁理屈を書くと、クラシックの実演って、解像度はそんなに高くない。
開発者のおっしゃるとおり、Kona linux 4.0 blackjackと比べたときのKLUE3.0の特徴は、「厚みと奥行きがある」「響きが豊かでふくよか」「柔らかい音」だろう。
とは言え、KLUE3.0の音質も、私の感覚で言わせてもらうと、端正で解像度が高いかわりに、平坦で薄めということになる。
外付け機器とつないだときに、そのことが一層意識される。
こう書くとKLUE3.0を否定しているように読めるかもだが、だとしたら言葉のチョイスを失敗しているかも。
あくまでも、音に対する嗜好の方向性の違いを言っているつもり。
趣味のことなので、クォリティの高低だけで割れきれないときもある。
せっかくMX Linuxという取っ掛かりを得たので、素人のDIY作業だけど、MX Linuxの音を磨くことにした。
MX Linuxをベースにした理由
当初、MX Linuxを採用したことに、大した理由はない。
これまで触ったことがあるLinuxは、Puppy以外は、Debian系列かubuntu系列だったので、その中からプレインストールされているアプリが少ないものを探していたら、MX Linuxを見つけた。
LubuntuとかXubuntuでも良かったけれど、過去に使ったことがあるので、目新しいMX Linuxに飛びついた。
使ってみると、MX Linuxは、意外と高音質化のベースに適しているかもしれない。
というか、MX Linuxそのものに、音楽再生重視みたいなコンセプトはない。汎用的な、Debianベースのディストリビューションの一つでしかない。
Debianがベースで、デフォルトデスクトップ環境がXfce。公式サイトには、Midweight Simple Stable Desktop OSと謳われている。
ただ、デザイン面では、Xubuntuあたりより洗練されている感じ。
わたしにできることは、DebianとかPulseAudioとかALSAとかの設定を変更することくらい。MX Linuxならではの設定項目とかはないはず。知らんけど。
とりあえずMX Linuxを使ってみてうれしかったことは、MX Package Installerの存在。
MX Linuxは、プレインストールされているアプリが少なめ。
アプリを追加したい人のために、メニューの中にMX Package Installerが用意されている。
これのおかげでRealtime Kernelとか、音楽特化型カーネルであるLiquorix Kernelとかを簡単にインストールできる。
MX Test RepoとかDebian Backportsのタブを選ぶと、テスト中のバージョンとかbackports版(新バージョンを、安定版でも使えるように、再コンパイルされたパッケージ)も、簡単にインストールできる。
おまけに、インストールしたら、自動的にGrubも編集してくれる。パソコンを再起動すると、Grubのメニューにインストールしたばかりのカーネルが表示されるので、選んでエンターキーを押すだけ。
これなら、カーネルを取っ替え引っ返しての聞き比べもスムーズ!
私程度の知識の者には、これだけで十分にうれしい。
Kona Linuxを入れていたThinkPadに、MX Linuxをインストールして、いくつか手を入れたところ、好感触だった。
KLUE3.0と比べて、パソコン直挿しヘッドホンではかなわないものの、外付け機器を通すと、MX Linux改の方が好ましかった。
というか、KLUE3.0の音は、今でも手が届かないくらい精妙に作り込まれたサウンドだけど、音楽の生気とか余韻みたいなものは、ある程度削ぎ落とされている印象。
それに対して、MX Linux改の音は荒削りだけど、外付けの機器につないだときに、スピーカーから音が伸びやかに広がる。
わたしが聴くジャンルは、9割以上クラシック。独奏だろうと歌劇であろうと、演奏空間の気配を聴き取りたい。
小音量でも、この気配があれば、それらしく聴こえる。いかに細部がクリアに響いても、この気配がなければ、作り物っぽく映ってしまう。
屁理屈を書くと、クラシックの実演って、解像度はそんなに高くない。
開発者のおっしゃるとおり、Kona linux 4.0 blackjackと比べたときのKLUE3.0の特徴は、「厚みと奥行きがある」「響きが豊かでふくよか」「柔らかい音」だろう。
とは言え、KLUE3.0の音質も、私の感覚で言わせてもらうと、端正で解像度が高いかわりに、平坦で薄めということになる。
外付け機器とつないだときに、そのことが一層意識される。
こう書くとKLUE3.0を否定しているように読めるかもだが、だとしたら言葉のチョイスを失敗しているかも。
あくまでも、音に対する嗜好の方向性の違いを言っているつもり。
趣味のことなので、クォリティの高低だけで割れきれないときもある。
せっかくMX Linuxという取っ掛かりを得たので、素人のDIY作業だけど、MX Linuxの音を磨くことにした。
MX Linuxをベースにした理由
当初、MX Linuxを採用したことに、大した理由はない。
これまで触ったことがあるLinuxは、Puppy以外は、Debian系列かubuntu系列だったので、その中からプレインストールされているアプリが少ないものを探していたら、MX Linuxを見つけた。
LubuntuとかXubuntuでも良かったけれど、過去に使ったことがあるので、目新しいMX Linuxに飛びついた。
使ってみると、MX Linuxは、意外と高音質化のベースに適しているかもしれない。
というか、MX Linuxそのものに、音楽再生重視みたいなコンセプトはない。汎用的な、Debianベースのディストリビューションの一つでしかない。
Debianがベースで、デフォルトデスクトップ環境がXfce。公式サイトには、Midweight Simple Stable Desktop OSと謳われている。
ただ、デザイン面では、Xubuntuあたりより洗練されている感じ。
わたしにできることは、DebianとかPulseAudioとかALSAとかの設定を変更することくらい。MX Linuxならではの設定項目とかはないはず。知らんけど。
とりあえずMX Linuxを使ってみてうれしかったことは、MX Package Installerの存在。

MX Linuxは、プレインストールされているアプリが少なめ。
アプリを追加したい人のために、メニューの中にMX Package Installerが用意されている。
これのおかげでRealtime Kernelとか、音楽特化型カーネルであるLiquorix Kernelとかを簡単にインストールできる。
MX Test RepoとかDebian Backportsのタブを選ぶと、テスト中のバージョンとかbackports版(新バージョンを、安定版でも使えるように、再コンパイルされたパッケージ)も、簡単にインストールできる。
おまけに、インストールしたら、自動的にGrubも編集してくれる。パソコンを再起動すると、Grubのメニューにインストールしたばかりのカーネルが表示されるので、選んでエンターキーを押すだけ。
これなら、カーネルを取っ替え引っ返しての聞き比べもスムーズ!
私程度の知識の者には、これだけで十分にうれしい。
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