ubuntuを高音質化 ~ 迷走がデフォルト

ubuntuを高音質化は、現在もダラダラと続けている。

「こうすれば誰でも高音質が手に入る」みたいなシンプルな作業ではない。
BIOSやubuntuとかのたくさんの設定がバランスして、パソコンのサウンドが出来上がっている。設定をいじることは、そのバランスを崩すことで、吉と出るか凶と出るかは、やってみないとわからない。迷走がデフォルト。

たとえば、PulseAudioの設定ファイルの一つにdaemon.confがある。ここでは数十個のパラメータを指定できる。そのうちの一つに、log-levelというのがある。
名称のとおり、ログをどの程度詳細に書き出すかを指定できる。

log-levelは、初期値がnoticeになっていて、他にdebug, info, warning, errorを指定できる。
思いっきりサウンドに縁遠そうな項目だけど、指定を変更すると、サウンドはしっかり変化する。

PulseAudioやALSA関連にとどまらず、ubuntuの一般的なチューニング(高速化とか、省電力化とか、安定化とか)で引き合いに出される設定ファイルのいくつかにも手を出しているが、音を聴いてハッとすることが珍しくない。

なぜそうなるかはわからないが、確かに音が変わる、ということはよく起こる。
さらに、確かに音は変わったが、良くなったのか悪くなったのか一概に言えない、というのもしょっちゅう。

そうした細かな設定が積もり積もって、出力されるサウンドが出来上がっているわけで、素人に近いわたしが、2ヶ月程度の片手間作業で形を残せるような、簡単なことではないようだ。

高音質化のためにチューニングする行為自体を楽しめる人でないと、続けられないかもしれない。

1週間位前に、ようやくいい感じのサウンドになってきた。でも、まだ特有の響がまとわりついている。何とかこれを剥ぎ取れないものか・・・

コメント

このブログの人気の投稿

MX Linuxで高音質化に取り組む

ubuntuを高音質化

低スペックの旧式ノートPCを、MX Linuxで高音質化①