フィリップ・ジョルダンによるシューベルト交響曲第9番
フィリップ・ジョルダン指揮ウィーン交響楽団。
2015年のセッション録音。
フィリップ・ジョルダンは1974年生まれのスイス出身の指揮者。父は指揮者のアルミン・ジョルダン(1932 - 2006)。
2014年からウィーン交響楽団の首席指揮者。
なんとも軽快で爽やか。
テンポ設定は標準〜やや速めくらい。快適な足取り。
スッキリとしたクリアな響きに、個々のパートの軽やかで瑞々しい表情。
各パートの線の動きが鮮明で、色彩豊か。
こんなにキレイな音を出すオーケストラだったろうか?
考えてみたら、聴いたことがある中でもっとも最近なのは、プレートル時代の録音。いつの間にか変貌していたのか、それともジョルダンの功績か?
全体の造形は整っているけれど、引き締めるような硬質さとか息苦しさは皆無。
正攻法で奇抜なことをやっていないけれど、フレッシュに聴こえる。
心地よく、聴きやすい演奏だけど、気宇の壮大さみたいなものを期待すると、物足りないかもしれない。
この曲特有の執拗なリズムが軽く流れていくので、バイタリティみたいなものにはつながっていない。
2015年のセッション録音。

フィリップ・ジョルダンは1974年生まれのスイス出身の指揮者。父は指揮者のアルミン・ジョルダン(1932 - 2006)。
2014年からウィーン交響楽団の首席指揮者。
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なんとも軽快で爽やか。
テンポ設定は標準〜やや速めくらい。快適な足取り。
スッキリとしたクリアな響きに、個々のパートの軽やかで瑞々しい表情。
各パートの線の動きが鮮明で、色彩豊か。
こんなにキレイな音を出すオーケストラだったろうか?
考えてみたら、聴いたことがある中でもっとも最近なのは、プレートル時代の録音。いつの間にか変貌していたのか、それともジョルダンの功績か?
全体の造形は整っているけれど、引き締めるような硬質さとか息苦しさは皆無。
正攻法で奇抜なことをやっていないけれど、フレッシュに聴こえる。
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心地よく、聴きやすい演奏だけど、気宇の壮大さみたいなものを期待すると、物足りないかもしれない。
この曲特有の執拗なリズムが軽く流れていくので、バイタリティみたいなものにはつながっていない。
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