Ubuntu MATEをThinkpad X201に、インストール。ついでにSSD化

wattOS R9を載せていたThinkpad X201だが、現状ではUbuntu MATEに変更している。
そうなるまでの顛末を振り返る。

《wattOSを後回しに》
2017年6月頃に、Ubuntu 16.04 LTSベースの軽量Linuxディストリビューションに乗り換えたくなった。wattOSを気に入っていたので、R10にバージョンを上げるべく、wattOSのサイトへ。

そうしたら、R11がComing Soonとなっていたので、待つことに。
そして、待っている間に、他のLinuxディストリビューションを試すことにした。

ちなみに、半年経過後の現在も、R11はComing Soonのまま。

《Ubuntu MATEに落ち着く》
試したのが、以下の4つ。
  • Linux Mint 18.2
  • Xubuntu 16.04.3 LTS
  • Lubuntu 16.04.3 LTS
  • Ubuntu MATE 16.04.3 LTS
Linux Mintは、見た目は気に入ったものの、マイナーなトラブルがちらほらと発生。面倒になって消した。

Xubuntuは、デスクトップ環境のXfceが好みに合っていた。軽量なわりに貧相に見えないギリギリをうまくついているというか。
しかし、ディスプレイ・ドライバが不安定なので消した。

Lubuntuは、もと使っていたwattOSにもっとも近いので、期待した。しかし、ロゴとか見た目とか野暮ったい印象を受けたので、間もなく消した。

その後、Ubuntu MATEに落ち着いた。初期設定の外観は好みじゃなかったが、ちょっと手を加えると好みに近くなった。
そして、動作はこれまでのところ安定している。
また、軽量とは言い難い容量だけど、起動や終了にかかる時間が短い(体感での印象)。

Thinkpad X201は、確かに古い機種だけど、事務作業をやっていて支障を感じることはなく、こちらとしてはまだまだ現役という感覚で使っている。
しかし、今回いくつか試して、予想以上にマイナートラブルがあった。
ちなみに、インストールそのものは、どれもスムーズだった。

《独自設定はガンマ調整くらい》
wattOS R9のときは、インストール後に、いくつかカスタマイズしていた。
Ubuntu MATEは、起動時のガンマ調整と、フォントの追加くらい。後は、壁紙とかの見た目の設定変更。

OSをあれやこれやと入れ替えているうちに、カスタマイズへのこだわりが薄まった。

ちなみに、起動時のガンマ調整は、wattOS R9でやっていた方法がそのままできた。

《Linux Mint 18.3が登場》
とか書いていたら、Linux Mint 18.3がリリースされていた。改善を期待できそう。そのうち試すと思う。

《SSD化》
HDDでも不満なく使えていたが、気分を変える意味でSSDに変えてみた。
外で使うノートパソコンなので、起動と終了の高速化に期待した。

32GBという小容量のもの。といっても、Ubuntu MATEを積んで事務作業をするには、十分なスペック。

その成果はというと、少しくらい高速化したように感じられるけれど、微妙なところ。
WindowsからLinuxに変えたときの、高速化の効果は大きかった。それに比べると、SSD化による効果は、少なくとも体感ベースでは物足りない。

ただし、バッテリの持久時間は長くなったようだ。3~4割増えているような。
外用のパソコンにとって、けっこう大きなメリット。

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